全日制高校との違い

長尾谷高校=通信制高校について

高校の体制を大まかに比較すると以下のようになります。

全日制
朝の8時30分頃から4時頃まで一日中学習します。1週間に30時間ほど学習し、3年で卒業することが原則です。
定時制
1日を4時間ほどに区切って午前、午後、夜間と時間を定めて学習します。3~4年で卒業します。
通信制
自学自習が基本で、レポートが中心の学習となります。

長尾谷高校は、全日制のように毎日授業を行わず、月・水・金の週3日間、授業(スクーリング)を行っています。
ただし、火曜日と木曜日に「総合学習」や「学校設定科目」を学習したり、クラブ活動を楽しんだりすることができます。
半年に5日間、土曜日にもスクーリング(授業)を行っており、その意味では、当校は「全日制」に近い通信制高校といえます。

単位制高校について
全日制では、学年制をとっており、単位が不足すると、留年といって1年下の生徒ともう一度同じ学年で学習しなければなりません。一方、本校は単位制を採用しています。
単位制では、学年という考え方がありません。
卒業までに74単位をとらなければなりませんが、30単位-24単位-20単位、30単位―30単位―14単位など74単位のとり方は、一人ひとりにまかされています。
高校から転校して来た人、中途退学した人も、前の学校で取った単位があれば引き継ぐことができます。3年間で卒業する生徒が最も一般的ですが、学年制がなく留年もないため、マイペースで4~5年間と時間をかけて卒業する生徒もいます。
普通科
長尾谷高校は、普通科です。つまり、工業や水産、農業などの専門の科目ではなく、国語、数学、英語などの普通教科を教えています。ただし、商業科目は各校に開講しています。

長尾谷高校の特徴について

  • 大学感覚で学べる単位制・通信制高校です。自分のとっている授業にだけ出席し、授業が終われば帰れます。朝のホームルーム、終わりのホームルームなどはありません。たとえば、3限目と5限目に授業がある場合、11時20分に登校して、2時50分になれば帰ってもよいのです。4限目は、自習室で勉強したり、校外に昼食を食べるために外出したりしても結構です。
  • 登校日は、隔週月・水・金または土曜の中で自分が登録した科目の時間のある日です。
  • 登校する日が少なく、家庭での自学自習が、全日制の高校よりもいっそう大切になります。たとえば、国語・数学・社会科(地歴・公民)などは、半年で必要出席時間は2時間しかありません。全日制高校と同じ教科書を使っていますから、家庭学習をしっかりして、レポートを提出します。通信制高校では、レポートをすることが、授業の代わりとなっています。
  • 前期・後期の2期制で、半年毎に試験を実施し単位を認定します。
  • 登録する単位は、最大半年で18単位、1年間で36単位までです。授業料は1単位あたり9000円です。
  • 卒業するには、3年以上の在籍、74単位以上修得、30時間以上の特別活動が必要です。
  • 上級の検定取得による単位は、20単位まで認定します。認定料は1単位あたり6500円です。
  • 高等学校卒業程度認定試験は30単位まで認定します。認定料は1単位あたり6500円です。
  • 前籍校の単位はほとんどすべて認定します。ただし、専門科目は、24単位までです。
  • 留学は、半年で15単位、1年で30単位まで認定します。認定料は1単位あたり6500円です。留学中は、本校での単位登録は必要ありません。諸経費も必要ありません。
  • レポートは、決められた回数提出します。各回60点以上で合格となります。
  • 制服(標準服)は希望者のみが着用します。
  • 登校日が少ないため、定期券ではなく、回数券の発行となります。回数券では、交通費は半額となります。学割証は発行します。ただし、京都市営地下鉄、京都市バスのみ定期券が発行されます。
  • 奨学金制度があります。前籍校の奨学金は手続きをすれば継続可能です。
  • 姉妹校の東洋ファッションデザイン専門学校、東洋きもの専門学校、ユービック情報専門学校への進学は、入学金などが免除される特典があります。

放送視聴について

病気やその他のやむを得ない事情のためスクーリングに出席できない場合、または、カナダ・バンクーバー高等学院で学習する場合は、NHK教育テレビの「高校講座」などを視聴して、出席認定用のレポートを提出することでスクーリングの一部に替えることができます。
お子様が放送視聴を受けるときは、特別事情を証明する書類(診断書など)を添えて、申請する必要があります。ただし、必要な出席時間数の60%ほどで、残りの40%は出席しなければなりません。

比較項目 長尾谷=単位制・通信制 私立=全日制
登校日 隔週の月・水・金または土曜の中で自分の登録した科目・学習の時間帯 毎日
授業時間(週あたり) 8~10時間(36単位登録の場合) 30~34時間
レポートの提出 あり なし
定期試験 年間2回 年間5回
留年制度 なし (学年制がないため) あり(学年制をとるため)
留年にともなう単位認定 修得単位はすべて認定 修得単位もすべて0になる
卒業認定単位 74単位 各学校の内規による
単位認定 半年ごとに単位認定 1年ごとに単位認定
在籍期間認定 1ヶ月ごとに期間認定 1年ごとに期間認定
検定資格による単位認定 20単位まで認定 一部の学校のみ
海外語学スクーリング 2~8単位
学校外学習の単位として認定
なし
留学 30単位まで認定 一部の学校のみ
高校卒業程度認定試験 30単位まで認定 なし
時間割 必修科目以外自分の好きな科目及び時間を選ぶことができる 各クラスごとに科目や時間が決められている
(一部の選択を除き)
授業料 年間登録した履修単位により異なる
1単位あたり9,000円
最高36単位まで履修可
年間の授業料が決められている
年間約70万円(学校により異なる)
施設費(施設充実費) 12,000円 約10万円~20万円
(学校により異なる)
制服 なし(希望者に標準服あり) あり(一部はなし)
旅行時のJR学割 あり あり
通学定期 なし(回数券割引あり〔JR・私鉄・一部のバス〕) あり
大学・短大への推薦制 あり あり
姉妹校(専門学校)進学 入学金免除
奨学金制度 適用あり 適用あり