長尾谷高等学校は大阪府の認可を受け、平成5年4月に開校し、今年で創立30年目を迎えました。全国の通信制・単位制高校のさきがけとしてリードしてきた伝統ある高等学校です。本校での学習の特徴は「自学自習」です。とかく指示待ちの若者が増えていると言われる昨今ですが、自らの意思で学習する習慣はこれからの社会にもっとも必要とされる素養であると思われます。
この建学の精神をさらに深めるために、5つの地域に根ざした教育活動を各校で展開しています。本学への入学を希望される皆さんには、自分の将来を自らの意思で築き上げるといった気概を期待しています。
本校は、生徒が自らの興味、関心、能力等を活かし、自らの進路を切り開くことができるカリキュラムを組んでいます。
教育内容、履修形態等を多様化し、あらゆる環境の中で学習を継続できる教育の場として高く評価されています。
自らの個性を活かし、自分のペースで学習したいと考えている生徒にとって、本校の教育は、自由にのびのびと学びながら高等学校の卒業資格を取得できる仕組みになっています。
21世紀を担う若者が、本校で素晴らしい充実した高校生活を体得されることを願っています。
本校の校章は、梅をイメージに図案化されたものです。梅は五弁ですが、長尾谷高等学校は、学校法人東洋学園の6校目の開校ですので六弁としました。梅は寒さにめげずすべての花に先駆けて開花します。梅のように強いそして誰よりも先んじて何事をも実行できる人になってほしいとの願いが込められています。